インターネットはもともと軍事技術でしたが、現在では一般にも多く普及し、誰でも気軽に利用できる機会を得ています。WWWを通じて誰でも手軽に世界中の情報を得ることができるのが魅力です。インターネットは個人サイト・企業サイト閲覧にとどまらず、距離と時間の壁を打ち破る強力な社会的インフラストラクチャーとなってきています。国民生活向上とともに必要不可欠な情報源となり、現在、様々な媒体を通してのアクセスが可能となっています。
さまざまな分野に当てはめてインターネットを利用すれば、専門分野の知識を手に入れることができます。医療に当てはめて考えてみると、ある稀少疾患の世界的な権威が誰かを探し当て、その学者がメールアドレスを公開していれば、当日に相談することも技術的には可能です。医療において遠隔医療とも言われる通り、通信・センサー・ロボット・バーチャルリアリティー等のハイテクを駆使して、医師が遠隔地の患者を診療する技術が実用化されつつあります。さらに、在宅医療・テレビ電話で問診・視診ができます。ドクターホットライン(24時間電話医療相談)、医療機関・専門医紹介、緊急搬送遠隔妊婦検診(パソコンを介し問診・視診・血圧測定・尿検査など)など、将来的には手術機具を遠隔で操作することも可能だと言われています。
しかし、医療とインターネットにおけるセキュリティが問題視されています。病名や症状・カルテなど、ネットを利用するサーバーで管理するのにはまだまだ問題があります。インターネットがある程度普及した今、セキュリティ問題をクリアにする技術向上が待たれているのが現状です。セキュリティ問題を解決するにはまだ時間がかかるとは思いますが、今後、一人でも多くの病気やケガを治す為に、インターネットと医療間の連携が必要となります。